先輩からのメッセージ

Message 01新人

新人

先輩や上司のサポートを受けながら
日々、着実に成長していく自分を実感

医療現場で活躍し、市民の健康に寄与したい…。看護師の多くはそんな使命感を抱いて、この職業を選んでいます。中でも、野本記念病院を選んだスタッフは、「急性期医療に携わりたい」という強い想いを抱いている人がほとんどです。看護学校を卒業してこの職場を選んだ人、他院での経験を踏まえてやってきた人、他の職業から転職してきた人など、ここにきた経緯はさまざまですが、どのスタッフも口を揃えていうのは、「緊急性の高い医療現場で高度で専門的な医療を提供する現場でプロフェッショナルとしての使命を全うしたい」という想いです。一方で新たにこの現場に立った際には、不安を抱いていることもまた事実ですが、そんな中で新人たちを支えているのは、野本記念病院ならではの強固なチームワークです。

ある新人スタッフは言います。「この病院は、とにかくスタッフ間のチームワークが良好。いついかなる時でも先輩や上司が私たち新人にしっかりと心配り、目配りをしてくれており、自分の能力以上の力を発揮することができます」と。新人スタッフは、自分が今何をすれば良いかと、戸惑うことも少なくありませんが、そうした時にさり気なく先輩や上司がサポートをしてくれています。「先輩や上司たちは、常に緊張感をともなう医療現場にありながらも、私たちをしっかりと見守ってくれています。もちろん私の至らない点は、ズバッと指摘してくれ、なぜ駄目なのか、どうすれば良いのかのフォローもしてくれます。お蔭でどんどん知識や技術が身に付いていることを実感できますね」。その言葉からは野本記念病院が「プロフェッショナルを育てる現場である」ことがうかがえます。

看護師は、人と向かい合う仕事です。言葉一つとっても、相手に合わせて選ばなくてはいけません。ある新人が患者さんに対して「急いでくださいね。頑張ってやりましょう」という言葉をかけた際、「私だって一生懸命やっている」と患者さんが気分を害されたことがありました。先輩に相談したら『決して間違った言葉をかけたわけではないけれど、ちゃんと患者さんの気持ちに寄り添えてなかったんじゃない?』と言われて、そんな時にはどういう声かけをするといいかをアドバイスしてもらいました。「先輩自身が自分の失敗談を交えつつ話してくれるので、私も素直に自分を見つめ直すことができました。この職場のお蔭で、看護師としても、人間としても日々成長していることを実感できます」と話す笑顔が、日々の充実感を物語っているようです。

看護師という職業は、精神的にも肉体的に負担は少なくありません。だからこそ仲間との支えあいが、何よりの力となってくれるのです。野本記念病院は使命感を抱いたスタッフがお互いを支えあい、個々の成長を促してくれる場所なのです。