先輩からのメッセージ

Message 04公私のチームワーク

キャリアパス

いつも助け合い、支えあう
仲間たちの存在は“宝もの”

急性期医療機関である野本記念病院の看護師たちは、常に大きな緊張感と使命感を背負いながら日々の業務に取り組んでいます。そう聞けば、職場の環境がとてもピリピリしているのでは…という懸念をもつ方もいるでしょう。「確かに忙しいです(笑)。でも私たちの自慢はチームワーク。私は他院で働いた経験もありますからよく分かるのですが、この病院はとにかく雰囲気がいいんです。しっかりと役割分担をしながらも、先輩や上司が後輩たちにしっかりと目配りとサポートをしてくれていますから、経験の浅いスタッフものびのびと仕事に取り組むことができます。またベテランはそんな後輩たちの成長を自分のことのように喜んでくれる。とにかく温かい職場」と話すのは、5年目を迎えた中堅スタッフ。

その確かなチームワークを支えているのは、普段からの良好なコミュニケーション。病院全体での親睦会を定期的に開催しており、イベントには家族も参加できるものもあります。まさに家族ぐるみのアットホームな雰囲気をつくりだしています。忙しい合間をぬって、仲間同士で食事に行ったり、“女子会”や“男子会”などをひんぱんに行ったりして、仕事のことはもちろん、プライベートな会話を交わすことも珍しくありません。「そんな時は、年上の先輩スタッフともフレンドリーに本音で語り合います。受け継がれてきた家族的な雰囲気があるからできることですね」との言葉からも分かるように、長年培われて来た企業風土が、職場の良好な雰囲気をつくり出しているのです。

誰もが認める家族的な雰囲気の職場ではありますが、それは決して「なぁなぁで仕事をしている」ことではありません。「本音で語り合えるからこそ、言いにくいこともちゃんと伝えられる。そして言った方も、言われた方も決して後には引きずらないんです」。時には厳しく注意や叱責を受けることもありますが、それを真っすぐに受けとめられるからこそ、患者さんに最良の医療サービスを提供できるのです。

こうした職場環境の良さは、離職率の低さや復職率の高さにつながっています。野本記念病院に勤務する看護師たちは、この病院を一生の職場として、チームワークを宝に日々の業務に取り組んでいるのです。